Ushio-san 02

遠州地方は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ棉作り(わたづくり)適しており、
絹から綿花の栽培へと移り変わり三河.泉州とならび、
綿の三大産地として栄えました。

明治以降になると織機メーカとして創業した、現)自動車会社のトヨタやスズキにより自動織機が開発され 昭和30年代から全盛期を迎えます。
昭和から平成の移り変わりにより、着物から洋服文化となり、呉服の需要が減ると共に、職人の手によって作られる遠州綿細はかつての産地を今に伝える希少な織物として受け継がれる伝統文化であります。